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【レビュー】ハヌマーン/デッセンクルー じわりとした夏感

投稿日:6月 14, 2018 更新日:

空間を切る様なサウンド、山田亮一の唯一無二の歌詞が特徴的なハヌマーンが2007年にリリースした1stミニアルバム。1枚目だから未完成、という感じは全然なくアルバムからはエネルギッシュなバンドサウンドと、じわりとした夏感が感じられる。

スリーピースのオルタナティブロックバンドで、9年間(2004年~2012年)の活動だったが、現在活動しているバンドにも多大な影響を与えていると思われる。

各曲について

1曲目の『樹海都市』は、イントロからゴリゴリなベースと毒々しいコード進行で始まるハヌマーンらしい1曲だ。そんなイントロ~Aメロが終わった後、視界が開けたような夏っぽいBメロに入る所が格好良い。アウトロ直前の「悲しい程に綺麗な 赤く 浅く 淡い夢」という儚い感じの歌詞をむせび泣く様に歌うボーカルがまた素晴らしい!

2曲目の『残像サブリミナル』は、スピーディな曲展開となっている。淡々としたAメロが終わった直後に入る間奏のギターチョ―キングが格好良い!最後まで、終始スタイリッシュに、勢いのまま突っ走る清々しい曲。

3曲目の『昆虫採集』は、また怪しい感じの高速アルペジオから始まるが、途中から晴れた日の静かな森を走り回っているかの様な爽やかな曲調になる所がGood。しかし、この難しそうな曲をライブでやっていたのだろうか。。一度生で見たかったものだ。

4曲目の『Fuzz or Distortion』は、ミドルテンポの1曲。夏っぽいなーという感じ。何回聞いても意外に飽きがこないスルメ曲。

5曲目の『煉獄ディスコ』は、あまり煉獄っぽさはない気がする。がしかし、ダンサブルな曲で非常に格好良い。4つ打ちのドラムと歯切れ良いギターが心地よい。

6曲目の『ハイカラさんが通る』はハヌマーンの代表曲の1つ。NUMBER GIRLの『透明少女』を彷彿とさせる雰囲気と歌詞が特徴的。彼らもNUMBER GIRLから影響を受けたんだなと感じる。

7曲目の『デッセンクルー』は、夏の終わりを感じさせるしっとりした1曲。なんとなーく『Fuzz or Distortion』とかぶるが、こちらの方がバラード寄り。哀愁に満ちたギターのアルペジオがいい感じ。

まとめ

ハヌマーン節(山田亮一節?)が炸裂しており、癖のある曲展開とサウンドを十二分に感じられます。冒頭で記載した通り、歌詞に夏を感じさせるワードが多く、なんとなく聞いても全体的に夏っぽいなーと感じる1枚です。思わず縁側で蚊取り線香を焚きながら聞きたくなってしまいます。
ちなみに、ボーカル山田亮一はこの後、

RO69JACK 優勝

COUNTDOWN JAPAN 10/11 出演

イザコザ(女性問題と噂される)等が原因で、ブレイク直前のハヌマーン解散

山田亮一 自殺寸前までいく

自殺を踏みとどめてくれた友人と、新バンド「バズマザーズ」を結成しバンド再開

という壮絶な人生を歩みます。

僕が思うにこのアルバムは、そんな山田亮一とハヌマーンというバンド自体が、良い意味で擦れてない頃に作られたんじゃないかと思います。何故なら、楽曲が解散直前のハヌマーンやバズマザーズに比べて、どこかあっさりしてるように感じられるからです(悪い意味ではなく)。純粋に良い作品を目指して作成していたんじゃないかなと。現在と比べるとプレーンな気持ちで音楽に挑む山田亮一のプレイを聞ける数少ないアルバムなんじゃないかと思います。

ちなみに、僕は大学時代に友人からハヌマーンを教えてもらい存在を知りましたが、すでに活動休止状態で、その後にすぐ解散してしまいました。一度でいいから見てみたかったなー。

それでは。

月額960円【AWA】

 

つい先日、現在山田亮一が組んでいるバンド「バズマザーズ」の新曲「敗北代理人」がyoutubeにアップされました!

こちらをみると、最近の山田亮一は憑き物が落ちたような顔立ち+歌詞になってきたなと感じます(あ、あと、アフロじゃなくなったし)。アルバムも発売されるので買おうかなぁ。

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